Philosophy & Concept
私たちが大切にしていること
変えてはならないこと、変えていかなければならないこと
日本最古の建築様式は、飛鳥時代までさかのぼると言われておりますが、アスカ設計の社名は、日本建築の原点「飛鳥」に由来します。
クライアント様のお役に立ちたいとの普遍的価値観、つまり常に原点に立ち返えることを忘れず(不易)、時代の流れを察知し新しい試みにチャレンジを続ける(流行)会社でありたいと考えています。
コンセプトー1
商業店舗の設計においては、意匠性と機能性を最大化しつつ、コストミニマイズを両立させる必要があります。
店舗ビジネスを取巻く環境の著しい変化が想定され、業態フォーマットのライフサイクルは益々短くなります。スクラップ&ビルドやリロケーションを迫られる場面を想定したローコスト建設の在り方が改めて問われる時代です。これに応えるのが「Total LCC」の考え方です。
Total LCCを実現する「LCR工法」
アスカ設計が30余年の知見を結集し開発しました。
- 初期コストの削減は、地盤対策工事と鉄骨量の削減で実現。
- ライフサイクルコストの削減は、短期償却、撤退時の原状回復コスト削減などをスコープに設計。
- CSR(Corporate Social Responsibility)の観点からの環境対策も重要なテーマ。3R(Reduce Recycle Reuse)に目を向けた環境配慮設計です。
コンセプトー2
建設の施工現場への配慮が欠かせない時代背景の中、工事入札によるコストダウンには限界があります。
建設業界は、少子高齢化に伴う労働人口減少の影響を最も受けています。特に現場を担う技能労働者の減少が著しく、合わせて高齢化も他の産業を大きく上回っています。温暖化に伴う作業環境悪化も加わり、若年層の入職者が極めて低いことも特徴的です。
業界全体の施工能力不足状態は既に現実となり、今後益々深刻化します。
アスカ設計では、建設業界の置かれた状況を踏まえた工法の開発を進めております。
キーワードは、ユニット化と工期短縮です。
現場主義に対応した「LCR工法」
- 鉄骨パネルなどを工場で加工、現場の作業を単純化し熟練工から多能工への移行に対応。
- 工期短縮により、ローコスト化と建設業界の経営効率化を両立させます。